2010年9月22日
10/11(月)10:30頃FMおたる「おたる案内人インサイドストーリー」
10/11(月)10:30頃FMおたる(76.3MHz)「おたる案内人インサイドストーリー」放送
== おすすめ観光スポットや体験談・おたる案内人としての夢をお伝えします ==
■再放送 同週金曜日21:15頃
今回の出演は、おたる案内人1級
酒井 陽平さん(えびす屋小樽店 店長補佐)です。
小樽に住んでいる方、小樽を訪れた方、みんながもっともっと小樽を好きになってもらえるように、微力ではございますがお役に立てればと思いながら人力車を走らせて頂いております。
2010年9月16日
9/27(月)10:30頃FMおたる「おたる案内人インサイドストーリー」
9/27(月)10:30頃FMおたる(76.3MHz)「おたる案内人インサイドストーリー」放送
== おすすめ観光スポットや体験談・おたる案内人としての夢をお伝えします ==
■再放送 同週金曜日21:15頃
今回の出演は、おたる案内人1級
今野 茂代さん(小樽商科大学 ビジネス創造センター)です。
生まれは札幌ですが、物心ついたころには小樽に住んでいました。大学入学で札幌へ移りましたが、就職で戻ってきました。
古い建物や町並みが好きで、小樽の景観・まちづくりを考える「小樽再生フォーラム」に参加し、『小樽の建築探訪』(1995年 北海道新聞社刊)、『小樽たてもの散歩』(2009年 小樽再生フォーラム刊)の編集・執筆にも関わりました。おたる案内人受検のきっかけは、建物以外にどれくらい小樽のことを知っているか試したかったからです。
また、勤務している小樽商科大学では地域貢献が重視されており、小樽への関心が高いことも一因でした。地域貢献の一つとして、昨年から正規授業となった「商大生が小樽の活性化について本気(マジ)で考えるプロジェクト」(通称「マジプロ」)、附属図書館の一般開放などがあります。
受検にあたって、好きだった歴史的建造物以外にも小樽の全体像について勉強できたのが、何よりの収穫でした。また、案内人の特典で市内の主要な施設に入場できることは、とてもありがたいことです。企画展などにも気軽に立ち寄りって、新しいものに出会うこと、知識をリフレッシュできることが楽しみです。
思い入れのある場所は数多くありますが、小樽市民センターのマリンホールを選ばせていただきました。
マリンホールは開館した1995年からよく利用しています。聴衆・観衆・裏方スタッフ・合唱の一員として。
マリンホールでクラシック音楽のコンサートを主催する市民グループ「アプローズ453」があります。私は97年の結成時から参加しています。453とは、マリンホールの座席数です。主催コンサートはこれまで30回以上。自分たちが聴きたい音楽を、他の方達にも楽しんでいただきたいという思いで活動しています。
このホールの特徴は、音響の素晴らしさです。演奏者にも好評で、ここで録音したCDを発売されている方もいらっしゃいます。
「アプローズ453」では、10月9日(土)15:00から「高橋聖純フルートリサイタル with 明上山貴代」を開催します。是非多くの方に聴きに来ていただきたいと思っています。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://453otaru.net/
小樽でもう一つ思い入れがあるところを上げるとすると、旧岡崎家能舞台です。切り戸口、見所が整備され、本来の能楽のための舞台という使われ方がもっと盛んなればと思います。そのために「旧岡崎家能舞台を生かす会」のメンバーとして活動しています。「旧岡崎家能舞台を生かす会」についてはこちらをご覧下さい。http://kagamiita.cocolog-nifty.com/
マリンホールや旧岡崎家能舞台などの施設が正しく活用されて、もっと小樽から文化の発信が盛んになることを願っています。
2010年8月24日
9/13(月)10:30頃FMおたる「おたる案内人インサイドストーリー」
9/13(月)10:30頃FMおたる(76.3MHz)「おたる案内人インサイドストーリー」放送
== おすすめ観光スポットや体験談・おたる案内人としての夢をお伝えします ==
■再放送 同週金曜日21:15頃
今回の出演は、おたる案内人1級
藤村 三喜男さん[東日本高速道路(株)北海道支社 小樽工事事務所 所長]です。
おたる案内人受験のきっかけは公私にわたってございまして、私的には、平成4年7月から2年間、札幌管理事務所での勤務経験があり、小樽市さんとの付き合いがあり、また東京勤務時は、荻窪に住んでおり、駅前の焼き鳥屋さんで愛飲していた酒が「北の誉」でした。
平成19年4月に小樽に単身赴任で来まして、より詳しく小樽のことを知りたいと思ったことがきっかけでございます。
一方、仕事の関係では、小樽から余市までの高速道路の建設を担当しているわけですが、我々の仕事は、地域の皆様のご協力なしでは、出来ませんし、我々も地域の皆様のニーズを的確に把握して道路づくりに反映させていかなければなりません。具体的に申し上げますと、測量や調査のために土地への立ち入りに始まりまして、道路構造の了解や最終的には、先祖伝来の土地を取得させてもらわなければ、事業がすすみません。一方、我々の任務も地域の皆様に安心して使って頂ける高速道路をつくる必要があります。従いまして、小樽市の歴史・文化・自然・生活を知ることが仕事を進めるに当たって必要不可欠と思いまして、受験させて頂きました。
資格を取って変わったことは、道内外から、お客様がお見えになりますが、お泊りのお客様には、小樽に宿泊してもらうように勧めています。道外のお客様は、どうしても札幌にお泊りのお客様が、多かったわけですが、魚のおいしさや、花園周辺の情緒ある雰囲気をご説明して小樽宿泊を勧めております。小樽市へお見えになるお客様年間700万人、そのうち市内に宿泊されるお客様は、1割未満と聞いており、少しでも滞在型の観光に寄与できるよう微力ながら協力して行きたいと考えています。
おたる案内人としての夢は、2月の雪あかりの路に参加をしてオブジェの製作に取り組んでいるが、外国のお客様、特に中国人の増加が著しいと思っており、もっと勉強をして(片言から脱皮して)中国語で説明をしてあげたいと思っています。
2010年8月23日
◆平成22年度◆9/11(土)おたる案内人「基礎コース」のご案内!!
当校では、本格的な1,2級講座を時間がなくて受講できない方に小樽の歴史の基礎を学んでもらうことにより仕事に役立てていただけるものとして、1日の受講で修了証がもらえる「基礎コース」を開講いたします。
また、「基礎コース」の受講をきっかけに自分の街に興味を持っていただき1,2級を目指したいと言う方にもおすすめです。
是非この機会に受講下さいますようご案内申し上げます。
2010年8月20日
8/23(月)10:30頃FMおたる「おたる案内人インサイドストーリー」
8/23(月)10:30頃FMおたる(76.3MHz)「おたる案内人インサイドストーリー」放送
== おすすめ観光スポットや体験談・おたる案内人としての夢をお伝えします ==
■再放送 同週金曜日21:15頃
今回の出演は、おたる案内人1級
須藤 雅司さん(ほくでんサービス株式会社 小樽支店販売課)です。
◎収録協力= おたるない バックパッカーズホステル 杜の樹
< おたる案内人と群来そば >
私は転勤族で2~3年毎に転勤がある、サラリーマンとして当然ですが、そんな転勤を楽しくする術を身に付けている。転勤先で今までやった事のない何かに挑戦する事である。40歳を過ぎた頃から、出来ればその土地でしか出来ない事という定義で、今まで随分いろいろな事にトライしてきた。野球、テニス、スキー、スキンダイビング、その町の祭りごとへの参加等、蕎麦打ちは7年前苫小牧市に転勤になった際、挨拶回りしていた会社訪問であんたそば好きかの質問に、「はい好きです」の一言から入会し、その会が蕎麦を打つ会で、打った蕎麦を食べるだけの会員もいて実に楽しい会であった。
その苫小牧からの転勤に際し家庭の事情から自宅のある札幌から通える職場を希望しその第一候補に好きな小樽を要望した。運良く願いが叶い初めての小樽勤務となった。小樽で最初にトライしたのは潮まつりのねりこみ、そして2月「雪あかりの路」ボランティアとして参加そんな中、おたる案内人検定が行われる事を知った。 好きな小樽をもっと知りたいと思い小樽ならではの挑戦に火が付き平成20年12月おたる案内人1級を受ける事を決意、テキストを購入し勉強を始めた。そのテキストにかって鰊で栄華を極めた小樽の歴史の中で鰊のロマン溢れる圧倒的パフォーマンス「群来」を始めて知った。そんな矢先平成21年2月25日小樽張碓の前浜に50数年振りに大規模な「群来」が現れ感動した。群来が頭から離れないまま、昼食で鰊そばを注文し食べている時に、天から降ってきたとしか思えない程、突然このどんぶりを「群来」らせようと思い立った。群来の乳白色は山芋で、産卵は数の子そのもので、卵を産み付ける海草は昆布、わかめそして鰊の甘露煮でどんぶりは「群来」た。早速、その当日、鰊の甘露煮、長芋、昆布を購入、(数の子は高かったので買うのを躊躇!)3月3日ひな祭りで蕎麦を打つ仲間のお宅にお邪魔して群来そばを試作し皆で試食した所、元々単品でメニュー化されているにしん蕎麦ととろろ蕎麦の合体であるためか、違和感無く美味しかった。一番心配していた数の子は第2号に仲間入りする事になるが、以外に食感が良く、こりこり感がアクセントにもなり好評を博す事になった。ここに「群来そば」が完成した。蕎麦仲間が集まって群来そばを世に出そうと盛り上がり、群来そばプロジェクトが誕生した。
昨年6月「群来そば」のデビューを企画、30名のゲストをお迎えして祝津の群来陣で鰊料理と群来そばを試食していただき皆さんから評価を頂いた。その後群来そばの定義決めを行い、食材を出来る限り小樽産、後志産、道内産を目指す事として、プロジェクトでは全て小樽産を目指す事にした。長芋は忍路産のねまり芋(一般販売はしていない自家消費用の山芋)、海産物は小樽漁協の協力を得て若芽昆布、鰊甘露煮、数の子は祝津の水産加工会社の協力で用意できた。残るそば粉だけが小樽産はないため、プロジェクトメンバーの友人がいる、忍路水車の会の協力で市民農園を約一反(300坪)を借用して、有志一同で栽培する事になった。昨年は天候不順もあり収穫予定の1/6約10kgのそば粉しか収穫出来なかった。そばの栽培は興味を持った水車の会メンバーの農家さんも試験的に栽培した。
10月に収穫祭を開催し食材がオール小樽産の群来そばが完成し大いに盛り上がった。今年に入り藪半さんと一福さんが「雪あかりの路」開催期間限定でメニュー化されたこともあり色々な方の口コミから新聞、雑誌、TVの取材で取り上げられる事が多くなり、地道に小樽の新ご当地メニューに向かって歩み始めている。現在群来そばをメニュー化しているお店は、稲穂2丁目「藪半」堺町2丁目「惣吉」、色内1丁目「一福」祝津3丁目「マリーナ食堂」銭函1丁目の「両国」のお店ですが、季節限定のお店もあるため行く前に電話で確認する方が良いです。群来そばを食べた観光客が「群来」を通して小樽に興味を持っていただき、鰊と小樽の絆を知る事で観光に付加価値が付き小樽ブームにまでつながる事を夢見ている。